レディニンジャの忍法帖

北の方に忍んでます、音楽・映画・本・アートなんかが好きです

2020/9/21-9/27 玉石混交?いや全てが玉!

2020年9月27日(日)
昼からジム行ってバーベル振る、ボディパンプ(軽めのバーベルを回数振って筋力アップと有酸素運動効果)という45分のクラス。そのあと30分走って帰宅、デニス・トー主演の「イップマン誕生」を見る。イップマンの子供時代から青年期の話、デニス・トーのヤング葉問いいね!ドニー・イェン主演のイップマンのシリーズとは別物なのだが、全体のトーンやイップマンのキャラも全然違和感ないし、スピンオフっていうか、もうシリーズに一緒にしてもいいぐらいじゃない?サモハンやユンピョウといった使い手も出演してるしデニス・トーのカンフーもいい感じで殺陣のシーンも見応えある~。でも時代背景とはいえ佛山に大日本帝国主義が徐々に台頭してくるストーリーはやっぱりちょっと切ない。
夜は玄米炊いたりおから炊いたり茗荷漬けたりの作り置き。一度に大量に作ってなくなるまで延々と食べ続ける、それがニンジャ流。だって毎食違うもの作るとか、無理!いいのよ、食べ物に対しては保守的なの、私。
夕食後に倉田保昭の「激怒の鉄拳」を見る。でもこの映画、倉田保昭は主役じゃなかったのね(主役じゃない人が冠になるの、カンフー映画あるある)。冒頭、映画「ウエスタン」のテーマとか平気で使ってるからパクリの面白系かと思いきや、「女囚さそり」シリーズを連想させる画面の暗いトーンと画質の悪さが醸し出す時代感にぴったりの、中国人青年のど根性愛国心の超真面目映画でした。あれ?!また会ったね、香港の悪役商会ハン・インチェ。今作はこれまたクズなエロジジイを演じており、ハマるねぇ!倉田保昭演じるお兄ちゃん、妹の芸子を愛しすぎだってば!そして芸子が強すぎだってば!!80年代初頭の大映ドラマみたいな雰囲気のストーリーと仮面ライダーみたいな最後の戦いのロケ現場(採石場?)に自分の子供時代を回想してしまいつつもなかなか良い映画でした。
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2020年9月26日(土)
仕事帰りにジム、いつものコースで帰宅してから「燃えよドラゴン」の続き。この頃のブルース・リーは本当にげっそり痩せてるな、髪型も相まってこの時期は松田優作度高い(あ、逆か?!)。ハンとの闘いの最後にリーの蹴りでハンが吹っ飛んで、壁に刺さってる槍に偶然刺さって息絶えた時の「え?!でじま?!」みたいなリーの表情がすごくいい!DVD何度も見てるはずなのに初めて意識して見たな~、やっぱりブルースって演技派だよ。
そしてまた悲しいお知らせ、ルイズルイス加部が!!えぇぇぇぇ~?!こないだマモルマヌー亡くなったばっかりじゃん・・・。カップスGS期で残ってるメンバーはもうエディ潘とミッキー吉野だけかぁ、あんなベーシスト後にも先にも他にはいない、淋しい。カップスのドキュメンタリー映画「ワン・モア・タイム」を見始めるも、インタビューに出てくるもっちんやショーケンやイノヤンも今はもう居ない・・・余計淋しくなっちゃった。SNSに「マー坊はあの世にトンズラしちゃったね」て書いたら関係者より「トンズラはないだろう」とお叱りが!カップス時代のトンズラエピソードに絡めて親しみとユーモアを込めての書き込みであったが不適切だったのか?ご本人はこういうの笑って見てくれそうな人に思えるけどな~。
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2020年9月25日(金)
嵐のヨカーン♪(byギターウルフ)。台風12号温帯低気圧になったとはいえ夕方から雨風強くなってきたため、ジムにも温泉にも映画にも行かずまっすぐ帰宅。今日はゆっくりとブルース・リィの刑事物語を見る。あんまり期待してなかった割にすごく良かった!ブルース・リー映画でおなじみのハン・インチェやボロヤンも出演してるし、ストーリーもちょっとひねりが効いてるし(お色気担当の女優さん、実は・・・?!)、何よりブルース・リィ(ホー・チョンドー)が一生懸命で好感持てる!敵の親子(父親役はハン・インチェ)にやられそうな場面では、「がんばれー、がんばれー!」と本気で声援を送ってしまった。相棒がいまいち頼りなかったり、女の子にブルース・リィが「あなたブルース・リーに似てるわよ、映画に出たほうがいいんじゃない?」て言われたり、笑いのポイントもしっかり押さえてあった。このお色気担当の女優さん小生意気な女の子の演技が上手、かわいらしくて好き。でも何度もおっぱい出したりすごいカラダ張ってるな~!香港の女優さんなのかしら?いかにも70年代なエンディングもよかったな~、少し経ったらまた見たい!
そのあとは先日読んだ「ブルース・リー伝」の影響もありまた「燃えよドラゴン」を見始めたのですが、週の終わりはやっぱり眠くて眠くてハンのトーナメントが始まったあたりでこと切れたのでした。
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2020年9月24日(木)
取り立てて書くことは特にない一日。会社帰りにジムのマシンで走って、帰ってきてからもやし一袋炒めて一気に食べた。そのあとカレー作ってさらにカレーも食べた、夜22:30だというのに。
痩せない理由はここにある!ヨシッ!
食後、ゴロゴロしながらブルース・リィの「刑事物語」を見ようとしたのだが、冒頭少し見ただけで寝落ちしてしまった。特警隊のブルース・リィが、自殺しようとしてる男を助けようとして手を引っ張ったらその男の左手は義手で、肝心の人間は落ちて行っちゃうってのが古典的だがじわじわ来る(笑)。
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2020年9月23日(水)
楽しい連休はどこへ消えてしまったのだろう?時間とは非情である。しかし朝何気なくカーステに放り込んだニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズの2008年のアルバム“Dig!!! Lazarus Dig!!!”がすっごく良くて必要以上にルンルンで出勤する。が、特に変わったこともない一日。帰りジムによってマシンで40分ほど走ってから帰宅。7月に人間ドックを受けた時に悪玉コレステロールが多いと指摘され、好きなカップラーメンをずっと我慢してたけど、スルー不可能な物件に遭遇してしまった、「グリーンカレーヌードル」ああっ!タガが外れたようで、あと3個ほど買いだめしてしまう…私のカラダが魔の悪玉コレステロール軍団に征服される日は近い。
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2020年9月22日(火)
4連休最終日。よしっ!今日は読むのだ、最後まで読みきるのだぞ!という決意の下、朝からマシュー・ポリー著「ブルース・リー伝」最後の章へ臨む。レコード棚周りも片づけたので爽快気分でレコード聴きながらの読書。残り160ページぐらいだったのかしら?昼過ぎにゴール!先月から読み始めたものの、なかなか時間が取れなくてこんなにかかってしまいました。幼年期~少年期、渡米期、凱旋帰還期と3つにパートが分かれていたのですが、それぞれが独立して一本の映画でいけそうなぐらい濃いエピソードばかりで、読了後は三本シリーズの映画を見終わった後のようで感動的ですらありました。著者がブルース愛に溢れているのにそれを描写に注入しないクールさがすごく良かったんですよ、クズなエピソードもそのまま(ベティ・ティンペイを捨てようとしていたとか、金遣いの荒さとか)、弱い部分もそのままの人間としてのブルース・リー。初めてのブルース・リー本、ちょっと読むの大変だったけどこの本で良かったかもしれない。
夕方から石天龍の「復活ドラゴン怒りの鉄拳」DVDを見る。ブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳」の主人公チェン・ジェンはその後故郷に逃げて盲目を偽装した医師として暮らしている、そこへチェン・ジェンに殺された虹口道場の鈴木館長の弟他、追手がやってきて・・・というストーリーで、先日見たVシネばりの「復活ドラゴン危機一発」よりはずっと良かった。石天龍はなんだか顔が老けてるし、ブルース・リークローン軍団というよりも西岡徳馬クローンとして時代劇に出演してほしい感じではあるが、まぁまぁ好きになってきたぞ。今度「復活死亡遊戯」も借りてみよ♪
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2020年9月21日(月)
午前中はジム。ボディバランス(ヨガ/ピラティス系)60分のクラス。このクラス久しぶりだったから足の裏つりそうになったし、終わった直後から腕の付け根痛いし。最後のリラクゼーションタイムはまたしても本気で寝てしまい、しかも夢まで見てたよ!リラックスしすぎ。そのあと30分ほどマシンで走って帰宅。昼食は去年埼玉で食べた汁付けうどんみたいのが食べたくてそうめんで再現してみたが・・・イマイチ。食後ダラダラとしていたらつい昼寝。いかん!昨日の片づけの続きを!!
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今回レコードラック新導入により余った棚を押し入れの上段に設置、見る見るうちに物が片付いていく。やっぱり慢性的な棚不足だったと判明。それにしても私の物の多さったら!自分でもうんざりするのですが私はアンチ断捨離派、捨てるもんか!この先モノの多さに苦しめられることは容易に予想できるけど、使い切ってもうよれよれになって、どうにもならなくなってからお別れしたい。もちろん美しいお部屋に住みたいという欲望もあるので、あるものをちゃんと活用するためにも整理整頓、整理整頓!