2020/10/5-10/11 「男たち」ゆうのはどうでっしゃろ？
2020年10月11日(日)
昨日は友人宅から２時間ドライブして帰ってきてからジミー・ウォングの「片腕ドラゴン」を見てた。ジミー・ウォングさんて、見た目エキセントリックなとことかないのに実はヤクザ仕切ってたりとか(あ！噂ですけど)、作る映画がトチ狂ってたり、ナカナカやるじゃん！！こういう人好きですよ〜〜〜〜！この映画も本人はど真面目顔でやってるけどさ〜、来る敵来る敵変なヤツばっかり！でも最後にジミーさん顔をドロドロの血まみれにして戦うのはすごくリアリティあってよかったな、普通なら映画の主役ってほら、あんまり汚れないでしょ？絵的に。でもジミーさんはめちゃやる気感じて好感持てました！
夜はアマプラで「悪魔の手毬唄」を。映画のことはよく分からないけど私の好きな映画は市川崑監督の作品が多い、これもそう。岸恵子素敵だな〜、髪の毛アップにしなくても和装いけるし、よしっ！ここを目標にしよう(目標高すぎて挫折するパターン・笑)。市川崑×石坂浩二の金田一シリーズは本当いいと思う！市川崑はディティールが丁寧と「細雪」とかでも感じました。しかし途中から石坂浩二が演じる金田一耕助がチャウ・シンチーに見え始めて難儀。いつ謎解きを広東語でおっぱじめるのかと無駄に手に汗握るのでした(ほんと無駄)。
2020年10月10日(土)
体育の日！(今は違うけど）会社はお休みもらったので朝から張り切ってジム！運動したから実質ゼロキロカロリー！のラーメンはおいち〜。そんで午後から友人宅へ。そろそろ一周忌だからね、お仏壇にお花持って行った。この友人は本当に大切な人で、私は未だに色々と乗り越えられないでいる。もしかしてもうずっとこういう気持ちでいるのが私のニューノーマルになるのかもしれないし、よく分からない。書きたいことは色々あるし、これを読んでくれている奇特なあなた様にも「こんな素敵な人がいて、私は友人だったのよ！(エヘン！)」って伝えたいけど今はうまくまとまらない。多分彼女に頼まれた遺言のいくつかのうち、一番大事な約束をまだ果たせていないからかもしれない。でもいつか、いろんな人にちゃんと伝えたいのだ、あんな素敵な人がいて、私は一緒の時をたくさん過ごして、どれだけ大切な風景や空気を今心に溜めているのかを。
2020年10月9日(金)
今日も今日とてうわ〜い！以前Youtubeで字幕なしで見てた「ブルース・リ(リーじゃないよ)の逆襲」の字幕付きを見る事ができました！やっぱり字幕があると細かいストーリーも分かる、色々謎が解けてスッキリ爽快！こちらも昨日の「クローン人間ブルース・リー怒りのスリードラゴン」と同じ類のおバカさん映画なんだけど、バカ度はこっちがやや落ちる、というか割とストーリーがちゃんとしてるな。やっぱり何と言っても見所はブルース・リとウォン・チェン・リーとのローマのコロッセオでのラストファイト！！！！いや〜、リには悪いけど、これがブルース・リーとウォン・チェン・リーの戦いだったらな〜、見たかったな〜てどうしても思っちゃう。どう見たってリより黄正利の方が強そうなのにやられちゃうの気の毒。ボロヤンもだけど、たまには最後まで勝たせてあげたいな〜、とファンゆえのおばちゃん心理。そしてカサノバ・ウォンのサラサラ長めマッシュルームが素敵でした。お前、ラモーンズ入れるで〜〜〜！
2020年10月8日(木)
うわ〜い！ブルース・リークローン軍団の一番ヤバい映画、その名も「クローン人間ブルース・リー 怒りのスリードラゴン」を遂に見た！ストーリーをざっくりと説明すると、どっかの博士がどっかの諜報部みたいな組織の命令で亡くなった直後のブルース・リーの細胞からクローンを三体作り、そのクローン達に命令してどっかの国のヤバい研究をしてる博士とか悪の組織のリーダーとかを殺しに行かせる、しかし成功した報酬もろくにないためクローンを作った博士はトチ狂う。そこで洗脳から覚めたクローン達は博士に逆襲！もうストーリーからしてバカバカしさ満点なんだけど、映像も怪鳥音も突如出てくるおっぱいシーンも全てがバカバカしく素晴らしかった！このクローン、1号はドラゴン・リー、2号はブルース・リ(干したワラビ）、3号はブルース・ライ(マモル・マヌー似！)とそれぞれそっくりさんの看板背負ってるわりに全然似てないし、戦い方はジークンドーというよりジャッキー・チェンぽいし、ツッコミどころ満載。更に笑えたのが４人目のそっくりさんのブルース・サイという人も出演してるの〜！お前クローンじゃないだろう！！！！！ホント面白い、これ！！会社で嫌な事があった日とかに見たい。
2020年10月7日(水)
いつものように会社帰りにジム、今日は筋トレマシン少しとクロストレーナー40分。たまに違うマシンをやると体の違う部分を使うみたいでなかなかいい。
帰宅してから今日は「復讐ドラゴン必殺拳」を鑑賞。この映画、カンフーというよりは完全にやくざ映画だった！頭角を現してきた生意気な若いチョウ親分をつぶそうとする既存勢力の組長と、さらにこの機会に既存の組長とチョウ親分をまとめて始末しようと企む黒幕の第二勢力。ダチの恨みは死んでも晴らす！の世界。このチョウ親分(チェン・カンタイ)がもうとにかくオトコ！って感じの肉食系でなんかこう、肉厚だわ革ジャン似合うわのサブカルマッチョ系でもうそれだけでかなり楽しめた。好きな女性がいる家の窓ガラスからバイクごと突っ込んでいく(そのあと革ジャンとか手にガラスの破片が縦に刺さってるのを一枚一枚抜いパキッ、パキッて捨ててくのサイコーうける！)とか、恋人に「昨夜の俺はすごかっただろ？ニヤッ」とかもう腹がよじれそうに面白かった。最後も刺されてから死ぬまでの間に30人ぐらいやっつけてたし、なかなかぶっ飛んだオモシロ演出でした！ショウ・ブラザーズの映画はあんまりなじみなかったけどこれから攻めてみよう。女優さんが鈴木砂羽っぽくて好きな顔だったな～。
2020年10月6日(火)
とある大物との面会はどうやら今回は流れたらしい。がっかりしたような、ちょっとホッとしたような、でもやっぱり残念。今度はいつお会いできるのでしょうか？今度お会いする時にはがっかりされない私でいるでしょうか？？そう、今指摘される危険性がなくなったからといって、この二重あごや腰回りの脂肪(ナチュラル救命胴衣！)が消えてなくなるわけではない！改めて己に活を入れ、会社帰りにジムへ。筋トレマシン少しとゆっくりめペースで40分ランニングマシン、一日休んだだけで体がずいぶん重くなってる～。
帰宅してから昨日届いてた田宮二郎の「犬」シリーズ、9枚組ボックスより第一作目「宿無し犬」を鑑賞。ツイッタのフォロワーさん曰く鴨居大介(田宮二郎)は「性格がルパンでやることは次元」てうまいこと言うね！河内弁は快く響くサウンド、「きゃー鴨居ちゃん素敵ー、鴨居ちゃんかっこいー！」しか言わなくなるとは聞いていたがほんとにそうなった(笑)。天地茂演ずる刑事ショボクレとの掛け合いも楽しい。あと8枚あるのか～、これは楽しめそうだな、ワクワク。
2020年10月5日(月)
仕事帰りにフォーラム、「マイルス・デイヴィス クールの誕生」を鑑賞。これすっごく良かった！共演者や家族や近しい友人というごくごく身内のインタビューで構成されたドキュメンタリーで、“神様”でも“帝王“でもない一人の人間としてのマイルス。ものすごく才能に溢れていて、かつ飽くなき探求心で音楽に切り込んでいく半面、プライベートじゃヤク中でキレやすくて嫉妬深くてDV男、音楽とったら抜け殻！でも元カノをいつまでも好きだったり、「ベジタリアンになる！」って言ったくせに「ステーキ屋につれってって肉焼く匂いかがせてくれ」と言ったとかいうかわいいところもあって(笑)。ロックやファンクや民族音楽もいいと思えばどんどん取り入れていく、スタイルに固執しない柔軟さはブルース・リーを連想したな。それから、晩年になってからもあんなに音楽に対して挑戦的だったとは知らなかった、年老いてもずっとあきらめなかったんだね、こんな風にやり遂げられる人はそんなに多くない。やっぱり「十字路で悪魔に魂売った」系の人達って目が違う、トランペットが日本刀でも違和感ないまなざしと表情。これまで50年代のアルバムと「ビッチェズ・ブリュー」をちょっと聴いてたぐらいだったけど、ツイッタのフォロワーさんからおすすめされた70年代あたりのマイルスを聴いてみるぞ～！久々にハラの底からもりもり力が湧いてくるのを感じました。
